2012/1/31 ブラジルからの贈り物
まずはじめに、大変遅ればせながら、
分かる範囲で本年のスケジュールを更新致しました。
ご覧頂ければ幸いでございます。
今月16日に新年早々の海外旅行から戻って、
帰国後しばらくは時差ぼけに手こずりもしましたが、
その分早朝から物を書いたり読んだりして、
静かに有意義なリハビリ生活を送りました。
尤も、今はもう通常の感覚に戻っておりますが…
ところで、帰国して直ぐ、待ち構えていたように一本の電話。
それは『正派ブラジル筝の会』を担当する先生からのお電話で
「もしもし、お帰りなさい。帰国早々にごめんなさい。
今、ブラジルから短期留学生が来ています。
彼女は筝を勉強しに来ました。
どうぞ色々と力になってあげてください。」
その彼女というのは、
僕が二年半前ブラジルへ行った際に出会った20代の子で、
名を青木デニーゼといいます。
彼女はサンパウロの国立大学を出て、
それから音楽の勉強を専門にしている、
非常に賢く美しい女子大生です。
お電話でその旨を了解した私は、
さっそく彼女の滞在プランを練りました。
数日後、正派の会館ロビーで彼女と再会し、
相変わらずのお互いを確認して、
家元、副家元、ブラジル担当の先生方お二人、
それにデニーゼと私の6人で話し合い、
私が練った滞在プランで大方宜しいということで、
話がまとまりました。
…という訳で、デニーゼは滞在する一ヶ月強、
少々厳しい課題に取り組んでいます。
帰国直前2月19日には、
一応の勉強の成果を発表する場を設けて、
家元はじめ先生方に聴いて頂き、
御助言を頂いて、
彼女にとって意義深い経験が残ってもらえれば、
友人の私としても誇らしく、それ以上のことはないです。
最近、ブラジルへ行った時のことをよく思い出しています。
みんな、元気にしていますか。
デニーゼは今、一生懸命頑張っています。
彼女の努力と挑戦は、きっと、
みんなにとっても大きな大きな一歩になると思います。
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2012/1/12 新年、明けましておめでとうございます。
私は今、一年半ぶりに訪れたドイツから、
平成24年新年最初のダイアリーを
更新させて頂く次第でございます。
旧年中は、例年に増して多くの方のご厄介になった、
誠に有難い一年を過ごさせて頂きました。
東京をはじめとする当方の音楽活動にお力添えを賜りましたこと、
御指導御鞭撻を賜りましたこと、
ここに再度御礼を申し上げたい所存でございます。
本当に有難う存じました。
本年は、ここ数年来自らが考えていたことを結実させること、
形としてお示しすることを第一の目標に定め、
今までの何倍も頑張っていきたいと思っています。
正派邦楽会、並びに当方奥田雅楽之一を、
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
ところで、私が今、ここドイツで何をしているかと言うと、
何の自慢にもなりませんが、ただの休暇です。
私はどういう訳か、
海外で活動することに重きを置かない
(余りそう見られていないかもしれませんが)主義なので、
海外に出る時は大方がプライベートの旅ないし、
友人知人との再会が主たる目的です。
反面、仕事上での自らの活動する場、
人のお役に立てる場は、
あくまでも日本にあると思っています。
そうでなければいけない、とも思っています。
(無論例外もありますが…)。
そうなってしまう理由は
私が日本国の伝統芸能を志す者であるからに他ならない訳で、
例えばもし私が画家であったり、
建築家であったり、
或いは他の国の音楽を専門にする者であったのなら、
今とは全く違う生き方をしていたかもしれません。
なにぶん、日頃、多くの人との出会いの中で生活し、
多くの諸先生、諸先輩の目で
育てて頂いている私にとりまして、
思い切って作る一人きりの時間、
一人きりの空気の中にしばし身を置くことは、
今の自分にとってはプラスだと思っています。
以前と違って、段々と、
時間を確保することの難しさを痛感する昨今でもありますが、
一年半ぶりに訪れたヨーロッパの歴史に、
忘れていた大切な何かを思い出させてもらっている気がして、
まあ、そういう風に思って
無理矢理ここに来た理由を見つけて、楽しく過ごしています。
何だか惨めな内容になってきましたが、
こんな私ではございますが、
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
16日に帰国致します。
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